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200412 
記憶にふりつむ……
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 #今日はエッセイ調で。(笑)

最近、北欧のものにいろいろと心が惹かれているのですが……
その根底にある感性の部分に影響を受けていたのかなと
思うことが1つ。

私の祖父は建築家でした。
一緒に暮らしていて、小さいころからよく仕事部屋にいっては
いろいろと邪魔をしていました。
祖父は、ビルなどの設計をしていましたが、
私によく、設計図を見せてくれて、どっちのデザインが好きか
決めさせてくれたり、じゅうたんを色を選ばせてくれたり
していました。

祖父の設計はシンプルモダン。すっきりとしたデザインのものが
多く、きっとこんなやりとりが、はっきりとした記憶に残る
よりも、感性みたいなエッセンスが私の中に残っているの
かもしれません。小さなやりとりから抽出した感覚が
ふりつもって、1つの形になったように。

夏に北欧にいったとき、アールトの設計したアカデミア書店に入った
瞬間にすごく懐かしいような気持ちがしました。
そして、自然と、祖父がすきそうな建物だなぁと思いました。

お正月に実家に帰ったとき、母がとってあった祖父の本から
私が好きそうな本といってアールトの本をもってきてくれました。
そんな、祖父の足跡から、今の好きなものの感覚は
祖父とのやりとりの中で育ったものも大きいな〜と改めて思いました。
今なら、いろいろなことが話せるのに……と思いつつも、
時間がたっていろいろと経験して、はじめてエッセンシャルな
ところが抽出されてきたカンジです。
自分の中に、ちゃんと祖父との時間が残っていたのですね。

実家は祖父が設計した家ですが、よく見ると、そこかしこにモダンな
すてきなデザインがされています。
これからもいろいろなものを見て、いろんな人とさまざまなやりとりを
して、自分の中にいろいろとふりつもらせて、エッセンスを
ゆたかにしていきたいなと思いました。




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