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過去の記事に見る没情報★

海外のゲーム情報サイトIGN.comにはエターナルダークネスに関する数多くの記事があり、開発途中のバージョンについての情報を得ることが出来る。

まず、デニス・ダイアック氏が解説するプレイ動画では、2001年の5月のE3に発表されたバージョンをみることができる。ここでは3人のキャラクターが紹介されている。全体的な違いとしては敵の目の緑の光がなく、サニティの減少がわかりにくいというのがある。以下に個々キャラのムービーで気づいたことを挙げる。

・アレックス:赤いタンクトップで少し製品版より顔立ちがきつい。ショットガンを持って、ゾンビが多数いる夜の屋敷を走り回る。屋敷自体はほぼ製品版と同じだが、2階の廊下に彫像がなかったり細かい違いがある。BGMが製品版の屋敷のものと違っていたようだ。

・Joseph De Molay:製品版ではカットされたキャラクター。舞台はアンソニーのいた旧聖堂。ただしステンドグラスが追加されている。装備はチェインメイル、メイスと斧の二刀流で戦い、止め刺し動作も独特である。他に両手持ちのブロードソードも使えるとのコメントがあった。

・パイアス:ほぼ製品版とかわらない。ただし4つのブロックをはめるパズルの部屋の地面に霧がかかっていた。


次に、2001年5月のエターナルダークネスの記事ではエターナルダークネスの壁紙が紹介されている。そのうちのほとんどは今現在公式サイトでダウンロードできるものと同じだが、中にはそうでないものがある。これらの壁紙には没情報が含まれている。

・マントロクの前に立ちルーンを唱えるパイアスの壁紙
ここでパイアスは5つのルーンを詠唱している。それらは3つのエンシャントとマントロク、そして力のルーン、パルゴンである。他の4つがアライメントルーンであることから、パルゴンも元々はアライメントルーンであったのかもしれないと推測される。少なくともリリースされたエターナルダークネスにおいても、魔法システム内のパルゴンの扱いは特別である…

・Joseph De Molayの壁紙と12人のキャラクターの集合壁紙

Joseph De Molayはロベルトの章の始めにパイアスの正体を見破り、いけにえの柱に投げ込まれる騎士である。彼は開発中のスクリーンショットでプレイヤーキャラとして扱われていたことが知られている。

12人のキャラクター集合壁紙には彼も登場している。また、赤いタンクトップのアレックス、パイアス、エドワード、マックス、ポール、ピーター、アンソニー、エリア、リンゼイの姿をみることができる。あとの二人は背の高い男と、ローブのようなものを来た髭の壮年男性である。暗くてよく見えないが、明らかにこの二人はマイケルとロベルトではない。背の高い男は社長がインタビューでふれた湾岸戦争の特殊部隊の兵士のキャラクターかもしれない。もう一人についてはまったくわからない。これら3人の没キャラにはどのようなストーリーがあったのだろうか・・・

beyond the veil Last Update : 02/13