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ポール・ルーサー★

ポール…thanks to エーリッヒ
Paul Luther:"I think of irony... Irony of what you, masquerading as a member of the Inquisition stand for, and that you stand for evil!"


フランシスコ会の修道士。ウーブリエ大聖堂に保管されているという聖なる遺物「ジュードの手」(Jude…十二使徒でイエスを裏切ったユダのこと?)を見るために危険を冒してアミアン地方に旅してきた。雨の中大聖堂に辿り着き、宿と「ジュードの手」を一目見ることを求め受け入れられる。しかし聖堂の中で同じく旅人だった修道士アンドリューの死体を発見してしまい殺人の疑いをかけられる。

小部屋に判決が下るまで監禁されるが、現在の大聖堂で何か恐ろしいことが起こっているのではないかと疑う管理人に助けられる。管理人の手助けにより、異端審問官である司教フィリップ・オーガスティン(パイアスの偽装)自身が異端である証拠を見つけるが、知りすぎた管理人は生贄にされ、孤立無援となったポールもグレートガーディアンに殺される。

管理人の像に生贄の短剣を使うとドアが開く仕掛けがある。像にナイフを使うと悲鳴があがること、そして生贄のテーブルの管理人は像と同じように胸を切り裂かれていたことから、皮肉にもポールが仕掛けを動かしたことで唯一の協力者であった管理人を殺してしまったのではないだろうかという嫌な想像ができる。

グレートガーディアンに殺されるのと、パイアスにつかまって異端審問の拷問を受けるのとどちらがましだったかはわからないが、彼は選ばれし者のなかでもかなり不幸である。せめてもの救いは、彼が600年以上も死ぬことが出来なかったアンソニーを昇天させたことと、彼の経験をいかしてピーターがグレートガーディアンに立ち向かったことだろうか。

声優:Paul Eiding

beyond the veil Last Update : 12/11